今や国民の7割近くが持っているといわれるスマホ。事件・事故、災害の現場に居合わせた人が撮影した動画がネットにアップされ、ニュース番組の映像素材として使われることも少なくない。また、110番通報の実に4分の3がスマホからの発信が占めているという。
そんな中、警察庁が110番通報をしてきた人に動画を送信してもらうシステムの導入を検討していることがわかった。仕組みは次のようなものだ。
まず、通報者の了承を得た通信指令室がSMS経由でURLを送信、そこに遷移するとスマホのカメラが起動し、ビデオ通話が始まるという。警察庁では映像を現場の警察官に共有するシステムも検討中だといい、リアルタイムで現場の状況を把握できるようになれば、より適切な初動対応が可能になるとしている。
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