吉野家ホールディングスは19日、常務取締役だった男性の解任と、代表取締役社長の報酬減額を発表した。
きっかけとなったのは、16日に開かれた早稲田大学の学外向け教育「デジタル時代のマーケティング総合講座」における男性の発言だ。男性は女性向けのマーケティング戦略を説明する際、「田舎から出てきた右も左も分からない女の子を無垢・生娘のうちに牛丼中毒にする」などと発言したと報じられている。
吉野家は「人権・ジェンダー問題の観点から到底許容することのできない職務上著しく不適任な言動があった」と19日に謝罪文を掲載。早稲田大学も「注意勧告」と「講座担当から直ちに降りていただきます」と説明している。
0コメント