29日、国会では異例となる祝日返上での審議が行われ、安倍総理は長期の休校が続く学校について教育の遅れや格差を考慮し、9月入学・新学期開始も選択肢の1つだとの認識を示した。
しかし、学業をめぐる問題はそれだけにとどまらない。学生団体「高等教育無償化プロジェクトFREE」が1200人の学生を対象に行ったアンケート調査(29日公表)によれば、経済的な問題を理由に中途退学を検討している学生が20.3%という結果になったといい、自由回答には「自分はバイトがなくなって、親は仕事がなくなった」「学費の支払いに借金するくらいなら辞める」「食費1日200円で省エネ生活を始めた」「パソコンが買えないから授業も受けられない」といった切実な声が寄せられている。
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