働かずに女性に養ってもらう男性を指す「ヒモ」。抜群のルックスとインパクトを放つ生駒卓也さん(26)もその一人で、18歳から仕事を始めた食事やデート、たまにお泊りをする対価として得られる“お小遣い”で生計を立てている。今は15人ほどの女性がいるという。
しかし新型コロナウイルスの感染拡大は、そんな生駒さんの生活にも影を落としているという。「女の子と会えないので、いつも通りみたいにお金がもらえない。しかも目が覚めた、というLINEが来て、女の子が1人、旅立っていった。一番“太かった”ので、収入の半分くらいは、その子にもらっていた。夢から覚めても、また新たに1人捕まえられるのであまり不安はないかな」と明かす。
現在も40万円近くの“収入”があるというが、住まいは夜景の見える25階のタワマンから、6帖一間、2階のワンルームに移した。今は「電話して“お金振り込んで”と言う仕事」の日々。それでも「自粛はしているが、同年代だったら俺が一番貯金あるんじゃないか。金銭的な問題だけなら今のところは全然大丈夫。会った方がもうちょっと現金をせびれたりするが…」と豪語する。「“自粛明けたらどっか行こうね”みたいなLINEや電話はしている。全く寂しくない」。
一方、こうした「ヒモメン」にお金を渡す側にいるのが「ヒモガール」のみゅうちゃんさん(24)だ。昼は事務、夜は銀座のクラブの傍らTwitterでヒモ募集を行い、今年1月からは通算2人目となる20歳の男性と同居を開始。生活費に加え、30万円ほどの“お手当”を渡していたという。「仕事が忙しくて癒されたい、でも彼氏は作りたくない時にはヒモが最適」。
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