「ボーっとしているだけでお金がもらえる」医薬品の被験者で生計を立てる“プロ治験プレイヤー”を私たちは批判できるのか?(21/02/09)

 「治験一本で生活をしている、“プロ治験プレイヤー”だ」「抗がん剤もやったし、心臓病の薬もやった。あとは尿酸値を下げる薬、アルツハイマーの薬。てんかんの薬も」。そう話すのは、山田剛士さん(仮名・20代後半)だ。6年前から医薬品の被験者に対して支払われる「謝礼」だけで生計を立てている。


 私たちが使う医薬品は、研究・開発を終えてすぐに世の中に出回っているわけではない。安全性、有効性を確認するための過程を経て国の承認を得、動物、そして人への臨床試験が行われているのだ。そのプロセスの一つが、健康な成人に対して実施される治験だ。


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