身体の性に関わる部分が多くの人と異なる「性分化疾患(DSD)」 サポート不足に悩む当事者たち(20/10/14)

 「エコーを見ながら、真っ暗なここ、本来なら子宮と卵巣があるはずなんだけどね、って」。


 CHIKAKOさん(34)の身体の中には、多くの女性が持っている子宮や卵巣がなく、代わりに男性が持つとされる精巣があった。性器や子宮、精巣、卵巣など、身体の性に関わる部分が先天的に他の人と異なる「性分化疾患=DSD」だったのだ。


 母胎にいる間に性染色体が多くの人とは異なる構造で形成されることが原因の一つと考えられており、厚生労働省によれば、4500人に1人の割合で起きるとされている。また、性器の形だけでは男性か女性かの判別が難しいケースや、女性で体内に精巣があるケースなど、その数は40種類以上もあるという。


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