新型コロナウイルスの感染対策のため、無観客で実施された陸上日本学生対校選手権。今回、現地で観戦できない家族やファンのため、ネットでのライブ配信が実施されたが、その応援メッセージ欄に多数の“性的メッセ―ジ”が寄せられたことが問題となっている。
日本学生陸上競技連合によると「チェック役はいたが対応しきれず」「学連の理事には弁護士も含まれており、対応は総務委員会が行っている」と説明している。
女子アスリートを性的目線で撮影した写真の拡散が問題視される中でのトラブル。日本学生陸上競技会連合では、撮影に関しては申告を必須としており、前方・後方からの撮影や、競技と関係のない目的での身体の一部のアップ撮影などを禁じていた。
一方、今回の問題には、いわばネットのコメント欄への投稿の是非。出場した選手たちからは「親とか見ていたら本当につらい」「知り合いに指摘され、被害に気が付いた」といった声が上がり、会終了後、主催者による会議で指摘されたという。
0コメント