“顔採用・顔差別”の温床に…撤廃が求められる履歴書の写真欄、あるべき姿とは(20/10/26)

 脱ハンコが進む中、就職活動などで使われる「履歴書」の見直しを求める声が上がっている。


 市販の多くの履歴書は、一般財団法人「日本規格協会」が例示する書式(JIS規格)に倣っている。そもそも日本規格協会の履歴書の書式に顔写真欄が儲けられたのは、1956年のこと。ただ、時代の流れに合わせて、1974年には家族欄が、1998年には本籍地が削除されている。


 今年7月、トランスジェンダーの人たちが経済産業省に性別欄の撤廃を求める署名を提出。これを受け、日本規格協会は様式例そのものを削除していた。ただ、すでに海外では公正な選考を理由に、性別だけでなく年齢、国籍の記載や顔写真の添付を禁じている国もある。そこで今月8日にはNPOなど4団体が顔写真欄・年齢欄を無くすことを求め、厚生労働省にオンライン署名を提出した。


 キャンペーンに携わる人権ジャーナリストの外川浩子氏は「今回、色素がないため髪も肌も白くなるアルビノの当事者の矢吹康夫さんと一緒に運動を始めたが、性別欄廃止の動きもあったので、ぜひ写真欄も、ということでキャンペーンを立ち上げた。写真で落としているかどうか企業側は明言しないので本当のところは分からないが、少なくとも見た目に症状がある方々は落とされているというのが実感としてあった。面接まで行けば、人となりや能力を見てもらえる機会が与えてもらえることになる。今はその機会すら与えられていない状態だ」と話す。


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