“カリスマ”トランプがいなくなったら共和党内は股裂き状態に? 米大統領選後も待ち受ける“分断の袋小路”(20/11/06)

 佳境を迎える、アメリカ大統領選挙。バイデン氏の勝利が目前に迫っているが、仮にトランプ大統領がホワイトハウスを去った場合、その後はどうなっていくのか。


 ひとつの懸念が、混乱の先に待ち受ける分断だ。カリフォルニア州ロサンゼルスでは、どちらが勝っても暴動を警戒し、窓などを補強して臨時休業する店舗も。激戦のペンシルベニア州では、バイデン支持者とトランプ支持者が一触即発の状態に。大統領選後のアメリカはどうなるのか。


 そもそも、トランプ大統領により分断は進んだのか。これまで、メキシコとの国境に壁を建設したり、不法移民の徹底した取り締まり、白人至上主義を訴える動画のTwitterでの拡散、医療保険制度の見直し(貧困層が多い黒人やヒスパニックに大きな打撃)などを行ってきた。

 ノーステキサス大学准教授の前田耕氏は「分断は大変な社会問題だ」とした上で、以前からの問題だと指摘する。


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