「Go Toを止める止めないではなく、続けるための方策を考えた方がいい」感染急拡大で再び危機に瀕する北海道のバス業者が訴え(20/11/19)

 「医療崩壊を防がなければならない。国民のみんなにはぜひ我々の声に耳を傾けてほしい。コロナに慣れないでほしい、コロナを甘く見ないでほしい、“秋の我慢の3連休”として過ごしてほしい。お願いだ」。新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、18日の会見でそう訴えた日本医師会の中川俊男会長。


 さらに中川会長は「GoToトラベルから感染者が急増したというエビデンスがなかなかはっきりしないが、きっかけになったことは間違いないと私は思っている」との見解を示している。他方、加藤官房長官は「政府のGo Toトラベル事業に関する考え方等はなんらの変更もない」と事業継続の方針だ。


 新規感染者数が増加の一途をたどっている北海道・札幌市に本社を置く時計台バス株式会社の南部武人常務取締役は現状について「3月から影響が出始めて、5月には収入ゼロ。創業37年になるが、初めてのことだった。その後9月、10月と回復してきて、前年比で8割くらいのところまできていた。それが11月に入り、北海道がステージ3になったあたりから、秋に延期していた修学旅行の団体予約を改めてキャンセルしたい、ということになりだした」と話す。


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