大手携帯キャリアが次世代移動通信規格5G対応を見据えた新プランでしのぎを削る中、一昨年までソフトバンクに勤務していた楽天モバイル社員の男が不正競争防止法違反の疑いで逮捕された。
ソフトバンク社内で4Gや5Gネットワーク用の基地局設備や基地局同士の通信網に関する技術職にあったという容疑者の男は、楽天モバイルへの転職が決まってから退職までの約1カ月間、自宅から約30回にわたりソフトバンクのサーバーへアクセス、5Gの技術情報を不正に抜き取った疑いが持たれている。捜査関係者によると抜き取られたファイルはおよそ170に及び、楽天側から容疑者に対し転職の条件として情報の持ち出し、提供の指示があったとみて捜査しているという。
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