コロナ禍で性風俗従事者の女性のメンタルヘルスが悪化か 臨床心理士が調査(21/01/14)

 新型コロナウイルスの感染拡大が様々な産業に打撃を与える中、臨床心理士の藤井靖氏の調査によって、性風俗産業に従事する女性たちのメンタルヘルスが一般女性に比べ著しく悪化していることがわかったという(n=71)。

 

 調査について藤井氏は「もともと性風俗産業に従事されている方々の精神状態があまり良くないということやケアの必要があるということは共通認識としてあったが、調査をしたり、客観的なデータを取ったりというは難しかった。経営側からすれば抜けられてしまうのは嫌なので、実態把握も難しい。だから働いている人の規模自体も15~30万人というような、非常に幅の広い範囲でしか把握できていない。僕の場合、気持ちよく働ける人が増えればサービス向上にも繋がり、業界のためにもなると説得して調査に協力してもらっているが、それでもスーツで行くと、異物が入ってきたという感じで溶け込めない。だからちょっと緩い服装で待機所に通ってみる。すると最初は後ろ向きでも、話してみるとスッキリしたから、また話したいということにもなる」と説明する。


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