「不採用にされてしまうのでは…」履歴書や面接がハードルに、トランスジェンダーの就活生が明かす苦悩 (21/02/10)

 通信制大学に通う高山さん(仮名)は、来月から本格化する就職活動を前に不安を抱えている。戸籍上は男性だが、自認している性は女性というトランスジェンダーだからだ。女性として働くことを望んでいるが、就活の段階から様々なハードルに悩んでいる。


 「エントリーシートの自己PR欄にも写真を載せてくださいって言われることがあるが、性別移行を始めてからまだ1年半ぐらいなので、過去の写真は全て男性の写真なので載せづらい。性別が書いてある書類を他の人に見える場所に置かないで欲しいとも思うが、特別扱いを望んでいるように聞こえてしまうかもしれない。面接で性別について話したことで嫌なことを言われたり、不採用にされたり、という話も聞く」と、就活の苦労を訴えた。


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