「コロナワクチン接種で病気が引き起こされたかのような扱いは避けて」風評被害をもたらしかねないマスコミ報道に医師が苦言(21/03/09)

 医療従事者を対象にした新型コロナウイルスワクチンの先行接種が始まって3週間。ワクチンには付き物であるはずの副反応の発生についてメディアが連日のように取り上げていることから、接種を不安視する人たちも少なくない。


 そんな中、ワクチンに関する不正確な情報や誤った情報が拡散してしまうインフォデミック(情報氾濫)を防ごうと国会議員や医師らによって立ち上げられたサイトが『これでわかる!新型コロナワクチン情報』だ。


 運営する「新型コロナワクチン公共情報タスクフォース」のメンバーで、東京大学大学院特任研究員の坂元晴香医師は「国民の皆さんの関心が高い一方、子宮頸がんワクチンについては正しい情報があまり伝わらず、非常に有効なものであるにも関わらず“怖い”というイメージが付いてしまったことがあり、医療関係者を中心に非常に強い危機感を抱いている。まずは実際にどれくらいの頻度で何が起きるのか数字を客観的に伝えて、正しい情報を知った上で判断してもらいたいという思いで開設した」と話す。


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