ゼロリスクや両論併記を求めすぎた政治とメディア…「福島の処理水と甲状腺検査の問題は、コロナ対策への教訓でもある。もう卒業しよう」細野元環境相 (21/03/09)

 「デマを拡散したり、非科学的な、とんでもないことを言ったりする人もいた。しかし“こっちには責任があるから…”と丁寧な説明をするに留め、反論することができなかった。でも、それはもう卒業しよう。明らかに間違ったことを言った人に対しては、政府がきちんと踏み込んで反論した方がいい」。


 東日本大震災から10年、民主党政権下で原発事故収束担当大臣を務めた細野豪志衆議院議員は先月、『東電福島原発事故 自己調査報告』を上梓した。


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