去年10月、日本学術会議から“新会員候補”として推薦された105人のうち6人の任命を菅総理が拒否した問題。
中曽根政権下の1983年、推薦リストを元に総理大臣が任命する制度に変わって以降、拒否は前例がなく、その是非をめぐり国会でも激論が交わされてきたが、菅総理は「法に基づいて適切に対応した結果だ」として、今も具体的な説明はないままだ。
そんな中、任命拒否の撤回を求める6万人分のネット署名を集めた97歳の元会員が話題を呼んでいる。気象庁気象研究所の元室長で、学術会議の元会員でもある増田善信氏(97)だ。
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