「原動力は政府への憤り」「協力的な担当者も多い」…コロナ在宅死の実態も明るみにした“開示請求の鬼”WADA氏に聞く、情報公開制度のリアル(21/06/14)

  法律に基づき、行政機関に対し公的文書や情報の開示を請求できる情報公開制度。報道機関はもちろん、個人でも行うことができ、時には重要な事実を暴く鋭い刃となる。これを駆使して相次いで文書を取得し話題を呼んでいるのが、「開示請求の鬼」の異名を取るのがWADA氏だ。


 先月11日には森友問題に関する合同ヒアリングにリモートで参加、財務省担当者に「開示請求かけますからね。市民と国会議員の質問に答えないことは国家公務員法96条に反する行為」と詰め寄る場面も見られた。


 修士(理学)博士(医学)の学位を持ち、現在はアカデミックポストを探しながら、“開示請求クラスタ”の仲間とともに活動しているWADA氏は、そのモチベーションについて「答えない、差し控える、出さない、という国会を含めた態度に対する憤りを覚え、それなら開示請求をして、少しでも出させようと考えた」と話す。


続きをABEMAビデオで 視聴する

ABEMA TIMESで 読む