2人の子どもを育てるシングルマザーのカナさん(39)の元に届いた、100万円の支払いを命じる書類。結婚していた18年前、夫が自動車ローンを組んだ際、「連帯保証人」としてサインしたことが原因だった。
ローンのみならず、不動産賃貸、奨学金、入院など、生活中で目にする機会が多い連帯保証人。債務者が返済しない/できない場合、債務者と同じように支払い義務を負う人のことだが、「名前が勝手に使われていた」「知らずにサインしてしまった」「頼まれた友達と連絡がつかなくなった…」など、トラブルも多いようだ。
さらに、自己破産した7人に1人が、自身の借金ではなく、連帯保証人になっていたことが原因だったとの統計もある。こうしたことから、「安易に連帯保証人になってはいけない」と教えられて育った人も少なくないかもしれない。
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