佐賀県鳥栖市のいじめ訴訟で控訴審判決 なぜ保護者や市の責任、そしてPTSDは認められなかったのか 被害者と弁護士に聞く(21/07/13)

 9年前、当時中学1年生だった佐藤和威さん(22)が同級生からいじめを受け、PTSD=心的外傷後ストレス障害=を発症したなどとして元同級生とその保護者、さらに対応を怠ったとして市を相手取り、約1億2000万円の賠償請求を求めた裁判。


 市側は過去、少年が受けていた被害は「犯罪に等しい」と会見で認めていた。しかし2年前の一審判決で佐賀地裁は元同級生8人に対し合わせて約400万円の支払いを命じられた一方、保護者と市への請求を棄却。そして今月12日の二審判決でも福岡高裁は保護者と市への請求は退けた上、一審では認められたPTSDの発症についても認められないとの判断を示した。


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