「金メダリストの“看板”で仕事をもらえるほど甘くない」五輪アスリート“第二の人生” 現役引退後の現実(21/07/23)

 東京オリンピックが開幕し、17日間にわたる熱戦が始まった。選手の活躍に注目が集まる中、その裏で“引退”を決断するアスリートもいる。


 24日、重量挙げ女子49キロ級の三宅宏実選手が同大会で記録なしに終わり、現役引退を改めて表明した。三宅選手は過去の大会で、2012年ロンドン五輪では銀メダル、2016年リオ五輪では銅メダルを獲得。以前より東京オリンピックを最後に引退する旨を宣言していた。


 現役最後をどのように迎えるか。アスリートの決断の裏には、さまざまな葛藤が存在する。ラグビー7人制の日本代表チームで活躍し、ミスターセブンズと呼ばれた桑水流裕策氏もまた、大会の開催延期や所属チームの解散で引退を決意した一人だ。


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