「女性の権利や社会進出を訴えたいという思いは同じだと思う」松戸市のVTuber「戸定梨香」の動画削除で、運営会社社長が全国フェミニスト議員連盟に呼びかけ(21/09/16)

 千葉県警は10日までに、松戸市のご当地VTuber「戸定梨香(とじょうりんか)」を使ったPR動画をYouTubeチャンネルから削除した。


 動画は7月、千葉県警が市内の株式会社Art Stone Entertainmentと啓発動画に関する協定を結んだことから実現したもので、「松戸警察、松戸東警察からのお願いです」などとして、自転車に乗る際の注意事項や保険加入や点検整備の必要性などを訴えたものだった。


 ところが先月26日、松戸市議と八王子(東京都)市議が共同代表を務める「全国フェミニスト議員連盟」が警察署などに対し「本動画は女児を性的な対象として描いており、女性の定型化された役割に基づく偏見及び慣習を助長している」などとして抗議、動画の削除や謝罪、起用の理由を問う文書を送付。


 文書では戸定梨香の設定について「セーラー服のような上衣で、丈はきわめて短く、腹やへそを露出している。体を動かすたびに大きな胸が揺れる。下衣は極端なミニスカートで、女子中高生であることを印象づけた上で、性的対象物として描写し、かつ強調している」と指摘、女性蔑視や性犯罪の誘発への懸念を示している。


 一方、この指摘に憤りを隠さないのが、戸定梨香をプロデュースするArt Stone Entertainment社の板倉節子代表だ。


続きをABEMAビデオで 視聴する

ABEMA TIMESで 読む