英グラスゴーに約120カ国の首脳が集結、温室効果ガス削減などについて話し合っている国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)。これが外交デビューとなった岸田総理は、日本が脱炭素社会に向け取り組むともに、発展途上国の温暖化対策支援に5年で100億ドルの追加支援を行う用意があることを表明した。
とはいえ、パリ協定で掲げられた“気温上昇1.5℃以内”の目標に向けた各国の計画はバラバラ。そこに「COPはこれまでと変わらない。私たちをどこにも導かない。成果はない」と痛烈な批判を浴びせたのが、環境活動家のグレタ・トゥーンベリさん(18歳)だ。
報道陣を前にグレタさんは「政治家や権力者たちは未来を真剣に考えるフリや気候危機によって被害を受けた人々を心配する真似事ばかり。本当のリーダーシップは私たちにある。人々や自然、そして地球からの搾取はもうたくさんだ!搾取をやめろ!ああだこうだ言うのはやめろ!」と訴えている。
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