パーマをかけたばかりの人が部屋に入ってきただけで昏倒、診断書を書いてもらえる病院が見つからず…香水などの「香害」に苦しんだ女性(21/11/24)

 「いつもどおりに出勤して仕事をしていると、“なんだか唇と手先が痺れるな”と感じた。“なんだろう”と思いながらもパソコンに入力していると、今度は頭が痛くなって来た。次第に骨が痛くなり、耳を箸で突かれたような痛さを感じてきた。“これはやばくないか?”と思った時、目の前がチカチカとして暗くなり、脱力して倒れてしまった」。


 FMラジオなどで活動する上岡みやえさんは8年前のある日、急激な体調の悪化を経験した。原因は、職場で隣の席の男性がつけていた香水に含まれていた化学物質。柔軟剤や洗剤などに使われる“香り成分”によって身体が反応する化学物質過敏症の一種「香害」になってしまっていたのだ。頭痛や咳、鼻の痛み、めまい、吐き気などの症状が出て、重くなると寝込んだり、仕事や外出ができなくなったりすることもあるという。


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