香港のメディアと政治を制圧しつつある中国、いよいよターゲットは台湾へ?(21/12/14)

 香港の裁判所は13日、天安門事件の犠牲者を追悼する集会を無許可で開いたとして、民主化運動の新聞「リンゴ日報」の創業者ら8人に禁錮4カ月半から1年2カ月の実刑判決を言い渡した。


 一昨年から激化していた香港の民主化運動に対し、反政府的活動を取り締まる「国家安全維持法」を成立させるなど弾圧を強めてきた中国政府。ついには活動家への実刑判決まで出る事態に至っている。


 朝日新聞の記者時代には台北支局長を務めたこともある野嶋剛・大東文化大学特任教授は「一言で言って、めちゃくちゃな判決だ。無許可だったとはいえ、追悼デモに平和的に参加しただけ。それで1年を超える懲役刑が科されるというのは、普通の法治国家なら、せいぜい罰金くらいのものだろう」と話す。


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