父が母と祖父を殺した…「家族間殺人」によって“被害者遺族”であると同時に“加害者家族”になってしまった中学生(21/12/15)

 2019年に起きた殺人事件は874件。実はその約半数が、家族間で発生したということをご存知だろうか。遺された家族は、被害者の家族であると同時に、加害者の家族だという状況に置かれてしまうことになる。


 「僕自身は常に会いたいと思っているが、その機会が多ければ多いほど、父は執行前に僕に会いたいという思いが強くなってしまうだろうし、僕も死に目に会いたいと思ってしまうと思うだろう。執行されれば心に残る傷も大きくなってしまう。だから今はお互いのことを考えて、面会の回数を徐々に減らしていこうという話をしている」


 大山寛人さんは小学4年生の時、交通事故で祖父を亡くした。2年後、両親と夜釣りに行った際に母親が海中に転落して亡くなった。それからは父と2人暮らしをしていた大山さんだが、2002年に、その父が詐欺容疑で逮捕されてしまう。


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