「最も穏当なシナリオは“第2次ミンスク合意”、最も悪いシナリオは“大規模な戦争の発動”」…ロシアによるウクライナ侵攻の可能性、小泉悠氏に聞く(2)(22/02/03)

 2日、「どんな犠牲を払っても我々の領土は渡さない」と述べたウクライナのゼレンスキー大統領。自国の防衛力を信頼していると強気の姿勢も見せつつ、ロシアとの対話継続の重要性も訴えている。


 一方、ロシアのプーチン大統領は1日、「我々の3つの要求はNATO不拡大、ロシア国境付近での攻撃用兵器配備断念、そしてNATOがロシアとの協定が結ばれた1997年の状態へ戻ることだ」と主張。ただ、ロシア軍の即時撤退を求めるアメリカ側との議論は平行線をたどっている。


 『ABEMA Prime』では前回に続き、ロシアとウクライナをめぐる基礎知識について、東京大学先端科学技術研究センター専任講師の小泉悠氏に話を聞いた。


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