結婚の目的は“子どものため”!? 同性婚訴訟で飛び出した国の主張に波紋…制度導入のカギは“自民党をどう動かすか”?(22/02/15)

 同性婚を認めないのは憲法違反だとして、13組の同性カップルが全国で一斉に国を訴えた裁判。


 札幌地裁が去年、全国で初めて、憲法で定められた法の下の平等に反するとする判断を示した一方、東京地裁では今月9日、国側が婚姻の目的について「自然生殖可能性”のある関係性の保護だ」とし「同性婚では子を産むことはできないため、結婚を認める必要はない」との主張を展開。さらに「同性カップルは婚姻している異性カップルと同等の社会的承認を得ていない」とした。


 これに対し、「全国の性的マイノリティの人々をどれほどまでに傷付けているのか。どうかその点を立ち止まって考えていただきたい」「同性カップルが結婚している異性カップルと同等の社会的承認を得るには、まず同性カップルの結婚を認めなければ始まらない」として、国の主張が差別の無限ループを生み出していると反論したのが、原告代理人の寺原真希子弁護士だ。


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