“共感ワード”に注目するだけでいいのか? ゼレンスキー大統領の演説が浮き彫りにした、ウクライナ戦争後に求められる“日本の役割”(22/03/23)

 注目されていたウクライナのゼレンスキー大統領による国会でオンライン演説。両国の首都が8193km離れていて、飛行機では15時間かかるという事実の紹介に始まり、それでも価値観を共有しているというメッセージで結んだその内容は、他国での演説とは異なり、直接的な表現や具体的な支援には言及しないものとなった。


 その一方、チェルノブイリ原発事故やサリンによる攻撃の可能性、“侵攻の津波”というフレーズなど、日本人の共感を得やすい要素を盛り込み、日本を「アジアのリーダー」として、ロシアに対する制裁の継続、また「ふるさと」という言葉を用いて、避難民の帰還や戦後復興、さらに国際機関の改革への寄与を期待した。


続きをABEMAビデオで 視聴する

ABEMA TIMESで 読む