「ジハード主義、過激ナショナリスト、Qアノン運動の陰謀論者はみな共通している。非常に洗練された勧誘手法や洗脳で、誰もが持つ心のすき間に入り込んでいく。SNSはもちろん、マッチングアプリやオンラインゲームなども利用し近づいてくる。私たちは誰もが組織に取り込まれ、過激化する可能性があるのだ」。
近年、過激思想や陰謀論に基づくグループの存在が世界で注目を集めている。ユリア・エブナー氏はテクノロジー企業や大学と連携、プロパガンダやフェイク情報、陰謀論 の監視を行う英ISD(戦略対話研究所、ロンドン)の上席研究員で、テロ攻撃を未然に防ぐため自ら囮調査に従事した経験を持つ。
これまで実に12の過激派組織に潜入、その成果を『GOING DARK』(邦題『ゴーイング・ダーク 12の過激主義組織潜入ルポ』、左右社刊))にまとめたエブナー氏に、『ABEMA Prime』が話を聞いた。
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