ブログに特化したニュースサイト「BLOGOS」が今月31日をもってサービスを終了する。創設は今から13年前の2009年。著名人から一般人まで、思い思いに日々の出来事などを綴ってアップするブログ全盛の時代。BLOGOSは「多様な意見を左右の隔たりなく同列に並べる」を掲げ、長文のテキストでさまざまな記事が公開されていた。
そんなBLOGOSがなぜ閉鎖するのか。2代目編集長の田野幸伸氏は「SNSや動画プラットフォーム全盛となった今の時代とちょっとマッチしない部分が出てきた。現代人はとにかく忙しい。選択肢が無限に増えていく中で、長文のテキストを読んでくださるユーザーが相対的に減ってしまった。現実に新聞を電車で読んでいる人をほとんど見かけなくなったというのが実感である」と話す。
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