「半年や1年くらいの遅れは構わない。今からでも設計案を練り直すべきだ」隈研吾氏デザインの愛知県の新体育館、“バリアフリー”に懸念の声 (22/06/23)

 名古屋城に隣接する名城公園に愛知県が建設予定(2025年夏オープン予定)の新体育館の計画をめぐり懸念の声が上がっている。


 去年2月の会見で大村秀章知事が「間違いなくクオリティは日本一、世界一のアリーナになるのだろうと。ジャパンテイスト、ジャパンクオリティ」と胸を張り、新国立競技場など設計にも参加してきた建築家・隈研吾氏がデザインを担当したことでも注目を集めていた計画案。


 問題となっているのは、メインエントランスとなる高さ7.4m、49段からなる大階段だ。スロープやエレベーターが併設されておらず、大村知事の「バリアフリーに十分留意すること、といった要望がつけ加えられている」といった説明に反するというのだ。


 事業者側は先月下旬、スロープやエレベーターの追加設置などの修正案を提示。設置場所や利便性、災害時の避難の面で不十分だと話し合いは平行線を辿る中、着工は来月に迫っている。


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