「差別本を売るな」 書店への“撤去要求”が波紋 「書店側でバイアスをかけるほうが問題」「全ての本を理解するのは無理」な中での対応は(22/09/14)

 イギリス人フェミニスト学者の著書『美とミソジニー』。「美容行為を、男性支配と女性の従属を促進させる『有害な文化習慣』としてとらえ、西洋中心的・男性中心的価値観を痛烈に批判する」内容となっているが、その一方で、トランスジェンダー女性の差別的な内容があるとも指摘されている。


 この本が発売された後、ある大手書店が特集コーナーの一角に陳列した。すると、訪れた客の1人が書店員に対し「こんな差別的な本を売るべきじゃない。取り下げろ」と訴えた。書店員は「本社の指示なので」と対応するにとどまったという。この出来事がTwitterに投稿されると、「差別本を扱うことも差別だと思う」「対応した書店員が気の毒だ」などの声があがった。


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