「報道姿勢や倫理意識が問われている」川崎の19人殺傷事件めぐるメディアのあり方に苦言(19/05/28)

 28日、川崎市で小学生らが刺されて2人が死亡して17人が重軽傷を負った事件で、同日夜に放送されたAbemaTV『AbemaPrime』では、出演者から報道のあり方についても様々な意見が出された。


 リディラバ代表の安部敏樹氏は「カリタス小学校の会見で校長先生が報道に配慮を求めていらっしゃったが、この番組も保護者に取材していた。本当に必要だったかなと思う。あるいは被害者が搬送されるとき、シートで覆って運ばれていくが、あれはメディアが撮ってしまう。本来は現場での対応のために動いてもらうべき人員がその対応に割かれている」と指摘。


 明星大学准教授で臨床心理士の藤井靖氏は「報道というのはマイナスの体験をした人がその時の気持ちを呼び起こすきっかけになってしまう。PTSDやトラウマは、そのマイナスの出来事が自分の中で消化できることが大事だし、すぐに消化できるわけがない。それまでに専門家や保護者がケアをしている過程で報道に触れて、消化が阻害されることも十分にある。20年、30年、大人になっても引きずる傷なんだという点によくよく注意しなくてはいけないと思う。他の事件でも言われていることだが、どれぐらいの頻度で、どこまで報道するのか。テレビだから画を使わないといけないのはわかるが、そこももう一度考えなくてはいけない」と苦言を呈した。


続きをAbemaビデオで 視聴する

AbemaTIMESで 読む