なぜ学校現場と教育委員会はいじめを放置する?元教員と”いじめ探偵”が指摘する隠蔽のメカニズム(19/06/13)

 「けられた。なぐられた。おされた」。大阪府吹田市の小学校で1年半にわたっていじめを受け続けた児童のSOSは担任の教師に放置され、教育委員会にも届かなかった。


 市教委によると、現在小学校5年生の女子児童は1年生から3年生の間、5人の同級生から蹴られる、傘で叩かれる、トイレに閉じ込められるなどのいじめを受けた。女子児童は左足を骨折、さらにストレスによる視力障害を負ったという。きのう会見を開いた原田勝教育長は「被害に遭われましたお子様、ご家族に多大なご負担をおかけしたことを、教育委員会を代表して、心よりお詫び申し上げる」と謝罪。中井建志参事は「(担任教師に)いじめに対する認識が甘かったというふうに認識している」「本来であれば学校として保管しなければならないところではあったが、学校の体制としていじめのアンケートに関して保管するという規定がなかったために破棄していた」と説明した。


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