背後にいるのはイラン?それともアメリカ?タンカー攻撃の背景にあるものとは(19/06/14)

 13日に起きたホルムズ海峡でのタンカー攻撃事件。アメリカのポンペオ国務長官は使用された兵器や実行のための専門性などを分析した結果として、「イランに責任がある」と明言。また、安倍総理のイラン訪問というタイミングであったことから「安倍総理は事態の鎮静化のために歴史的なイラン訪問をした」「イラン最高指導者はイラン近海で日本のタンカーを攻撃することで日本を侮辱した」と非難した。名指しで批判されたイラン側も、外務省報道官が「不審な出来事だ。イランは地域における協力と対話を支持している」とツイート、今回の攻撃はイランを陥れようとする敵対勢力によるものだとの見方を示した。


 すると今度はアメリカ軍が攻撃後に撮影したとする映像を公開。タンカーとみられる船体の横に接近した小さな船が作業をしている様子が捉えられており、米CNNはイラン海軍が不発だった爆破物を回収している映像だと報道。イラン国連代表部はこれに対し「アメリカの根拠なき主張を全面的に否定し、最大限の表現で非難する。でっち上げや嘘の情報を流し、他国を非難しても現実を変えることはできない」との声明を出した。一方、駐日イラン大使館は14日夕方、イランのザリフ外相のツイートの日本語訳として、ボルトン米大統領補佐官らを指す「Bチーム」が「外交(安倍首相による重要で建設的なイラン訪問を含む)を妨害工作し、イランに対するアメリカの「経済テロ」を覆い隠そうとしている」とツイートしている。


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