「表現の不自由展」中止はアート文化が未成熟な日本の側面? 芸術と政策を“積み重ねる”意義(19/08/06)

 わずか3日で中止に追い込まれた、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」。6日、出展アーティスト93組のうち、72名が連名で抗議声明を発表した。


 その声明文は「私たちアーティストは様々な方法論によって、人間の抱く愛情や悲しみ、怒りや思いやり、時に殺意さえも想像力に展開させ得る場所を芸術祭の中に作ろうとしてきました」と、殺意という強い言葉までも含んだ内容となっている。


 今回の騒動に関して、新潟で開催される大地の芸術祭「越後妻有アートトリエンナーレ」のオフィシャルサポーターを務めるリディラバ代表の安部敏樹氏は「まさに津田さんの紹介で接点ができたので、今回の件はすごく難しいなと思って見ている」と率直な意見を述べつつ、「日本にアートの文化が成熟していない」と問題の側面を指摘する。


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