”今までのようなマスコミの論理は通用しない”京アニ事件・津久井やまゆり園事件から考える実名報道(19/09/10)

 「マスゴミ」「遺族の気持ちを無視した被害者の実名公表」「死者に鞭打つような真似」「遺族の気持ち考えろ」。京都アニメーション放火殺人事件の報道をめぐって、犠牲者の実名込みで伝えようとするメディアに対し、厳しい批判の声が上がっている。


 「実名報道」の是非について、10代〜70代まで男女100人にアンケートを行ったところ、「実名を出した方が、事件のことが記憶に残り、この先忘れないでいようと思った」などとして「あり」と答えた人が11人だったのに対し、「遺族の気持ちを無視してあり得ない」「情報に何も価値がないと感じた」「悪質な行為」「行き過ぎた報道」「憤りを感じる」として、「なし」と答えた人は76人に上った。


 家族や関係者が拒んだとしても報道すべきなのだろうか。匿名では真相究明や再発防止につながりにくい、という主張は本当なのだろうか。そして、自社や業界の論理を優先し、「知る権利」や慣習を盾にして、説明や議論をする努力を怠る"上から目線"はないだろうか。そんな様々な疑問について、AbemaTV『AbemaPrime』が改めて議論した。


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