アメリカと中国の覇権争いが、ついに仮想通貨(暗号通貨)の領域にも及んでいる。24日、中国の習国家主席は国を挙げてブロックチェーン技術開発を推進すると表明。さらに26日には「デジタル人民元」導入を支援する法律「暗号法」が成立している。こうした動きについて、ある政府関係者は「中国人民銀行が、世界で初めて、デジタル通貨を発行する中央銀行になるかもしれない」と指摘している。
このことについて、ロイター通信は中国人民銀行の高官の話として、この「デジタル人民元」がアメリカのFacebookが導入を進めている「リブラ」に似た特徴を持ち、主要な決済プラットフォームで扱えるものになる可能性があると伝えている。
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