「代表として戦えるのはやっぱり良い、気持ちは何一つ変わっていない」本田圭佑がオリンピック出場に改めて意欲 教育への熱い思いも語る(19/11/08)

 オランダ1部リーグのフィテッセへの移籍を発表した本田圭佑が、8日放送のAbemaTV『AbemaPrime』に現地アーネム駅から中継で生出演。日本メディアとしては初の単独取材となった。


 まず、移籍の決め手について尋ねられた本田は、「最初は練習に参加するだけのつもりだったが、僕がロシアでプレイしていた時のレオニード・スルツキー監督がいるという事情もあって、彼が“すぐに獲りたい”と言ってくれたのが一番大きな理由。そこで考えが変わった。冬まで待ってみようかとも思っていたが、オランダのリーグでプレーできるのであれば、悪くない選択だと思った。ただ、冬の間に再び移籍する可能性もゼロではない」と明かした。


 当初はスペインへの移籍を望んでいたという本田。しかし、なかなかオファーが来なかったのだという。「メルボルンではポジション変えてテストをしているような部分があったし、それにちょうどいい環境でもあった。そして、ある程度の手応えを掴むことができたので、今度はヨーローッパの舞台で試そうと思った。目指すものがオリンピックということは明確だったし、そこに出て勝つために自分がどう成長すればいいか逆算して考えると、スペインのサッカースタイルがぴったりなんじゃないかと考えていた。ただ、僕の実力を見誤って、なかなかオファーを出さなかった(笑)」と冗談を飛ばしつつも、「オファーが来なかった一番の理由は、オーストラリアで1年プレイしたこと。これが引退に向かう選手だという認識がヨーロッパではあるようで、僕が予想する以上に信頼に繋がらなかったのではないか」。


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