皇居・東御苑に建設された大嘗宮で行われていた、皇位継承に伴う一代に一度の重要祭祀「大嘗祭」は今朝3時過ぎに終了した。
大嘗祭は奈良時代の天武天皇の頃から行われてきた即位儀礼で、天皇陛下は悠紀殿で「悠紀殿供饌(ゆきでんきょうせん)の儀」、次いで主基殿(すきでん)で「主基殿供饌の儀」を行われ、国や国民の安寧や五穀豊穣を神々に感謝し、自然災害が起きないように祈られた。悠紀殿の中で何が行われるかは「采女(うねめ)」と呼ばれる女官以外は誰も知ることはできないなど、「秘儀」という側面もある。
この点に対し、ネット上には「税金を使う以上、公開が原則であるべき。公開できない天皇家の私的祭事なら、天皇家の私財を使うべき」「秘儀の中の天皇が国民の象徴?おかしな話だ」「宗教行事で非公開なのに、税金が使われる不思議」といった批判の声も投稿されている。
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