LGBTに関する認識、大都市圏と地方で格差も…テレビ山口がトランスジェンダーを“アウティング”(19/11/15)

 テレビ山口(tvk)が今月9日に放送した『週末ちぐまや家族』の“山口県内の珍しいものを探し歩く”コーナーで、出生時の性と自認する性が一致しないトランスジェンダーの人を「珍 女性のような男性」と紹介した問題。テレビ山口は15日、「プロデューサー本人が取材を担当しており、チェックが抜けてしまった可能性がある」と説明、「今回の件は、番組制作者が諸事情への配慮に欠け、取材対象者に対する確認を怠ったことが原因で、会社として深く反省しております。ご本人ならびに関係者の方々にお詫び申し上げます」と謝罪。さらに「会社としても今回の放送に至った経緯、原因を検証し再発の防止に努めるとともに、有識者の方を講師に招いて研修会等を行う予定です」と発表した。


 「LGBT法連合会」が作成する「LGBT報道ガイドライン」では、「LGBTを異常・異質なものと位置づけない」「取材相手のカミングアウトの範囲を確認する」「特に、アウティングはその人の居場所を奪う恐れがある」「匿名、実名、顔出しの有無など公開範囲を確認する」「戸籍上の性別ではなく本人の自認を尊重する」「『彼女』『彼』『それ以外』の表現を使うかを確認する」といった点を要請している。


 LGBTの問題にも取り組んできた乙武洋匡氏は「わずか半年前に読売テレビで同じような案件があった。あの時は放送した方に確認を取っていたにもかかわらず、あれだけ問題になった。今回は本人に確認もせず、しかも嘲笑するような使い方をしている。公共の電波を使っている放送局としての感度の低さに驚かざるを得ない。そもそも女性なのにオイル交換をしていることが珍しいと思って声をかけている。そのジェンダーバイアスも何なのかと思う」と厳しく批判する。


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