「シンクライアント方式だから復元はできない」は本当か? 郷原弁護士「呼んではならない人が含まれていたからではないか」(19/12/03)

 「桜を見る会」を巡る疑惑に対する野党の追及が続いている。総理による税金の私物化だという批判に始まった問題は、前夜祭の会費、招待者名簿の廃棄、総理枠による反社会的勢力の推薦、マルチ商法「ジャパンライフ」元会長の出席など、疑惑が疑惑を呼んでいる。


 こうした疑念の解消のために必要なのが、「招待者名簿」の検証だ。しかし、紙の資料をシュレッダーで破棄したことに続いて、電子データの消去も判明。野党は2日、今国会最後となる安倍総理との直接対決に臨み、この点について質した。


 安倍総理は吉田忠智参院議員(社民党)からの「データは本当に復元できないのか。どの手法でも復元できないとすると理由は何なのか」との問いに「内閣府が採用しているシステムは個々の端末ではなく、サーバーでデータを保存するシンクライアント方式であり、端末にデータは保存されていない。また、サーバーのデータを破棄後、バックアップデータの保管期間を経た後は、復元は不可能であるとの報告を受けている」と答弁した。


続きをAbemaビデオで 視聴する

AbemaTIMESで 読む