なぜ反感を覚える?グレタさんの言動に噛み付く大人たち 小島慶子氏、夏野剛氏の見方は?(19/12/16)

 15日に閉幕した、国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)。開催地となったスペイン・マドリードを目指し、今回もヨットで大西洋を横断したのが、スウェーデンの若き環境活動家、グレタ・トゥーンベリさん(16)だ。9月に開かれた国連の温暖化対策サミットでの演説が若者を中心に共感を呼び、その運動は世界中に広がった。


 まだ高校生のグレタさんの活動は、2018年8月にスウェーデン議会の前で行った気候のための学校のストライキに始まり、今年8月には二酸化炭素を排出する飛行機などの乗り物は使わないとして、英国から米国までヨットで大西洋を横断するなど、大きな注目を集めてきた。12月には、タイム誌「パーソン・オブ・ザ・イヤー」にも選出されている。


 しかし、「どこに行っても(環境保護の)意識が欠けている。指導者たちの振る舞いは緊急事態のものではない」など、環境問題に消極的な大人や政治家たちを厳しく批判する姿勢に対しては、批判的な見方も根強い。アメリカのトランプ大統領は「馬鹿げている。グレタは怒りのコントロールに取り組み、友達と古き良き映画を見に行け!落ち着けグレタ、落ち着け!」とTwitterで批判。さらにトランプ陣営の公式アカウントは、前出のタイム誌の表紙をトランプ氏の写真にすげ替えた画像を投稿している。また、ブラジルのボルソナロ大統領も「あんなガキにマスコミが場所を与えるなんて」と厳しい口調で批判している。


 AbemaTV『AbemaPrime』では、各国の首脳まで巻き込み、世界中で激しく賛否の分かれるグレタさんの言動について議論した。


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