「子どもたちにも会わせてあげたい」統合失調症の母が元夫宛のメモを残して忽然と姿を消した…“失踪宣告”に悩む娘(19/12/20)

 去年1年間に行方不明になった人の数、8万7962人。その原因や動機で最も多いのが、認知症や統合失調症などの疾病関係によるものだという。


 その一人、温井和恵さん(69)の帰りを待つのが、娘の寿子さんだ。2013年8月4日の夜、寿子さんと電話で話した後から音信不通となり、6日までに墨田区東向島付近の自宅を出たまま、行方不明となった。


 「薬を飲まないと大変なことになってしまうので、それまでは毎日連絡を取って、声の調子で本人の体調が分かるようになっていた。特別行かなければいけないということがなければ、1~2週間には1度会うようにもしていたが、その時、連絡が2日間取れなくなった。家に様子を見に来たら、電気はついたまま、鍵は開いたまま。荷物は全部そのままの状態で、靴もあった。そしてテーブルの上にメモ書きだけ置いた状態でいなくなっていた」。


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