小5男子の体力が過去最低に 運動不足で“動く子・動かない子”の二極化顕著に(19/12/25)

 「小中学生男女、ともに体力合計点が昨年度より低下しており、特に小学生男子は、平成20年度の調査開始以来、過去最低の数値となった」。スポーツ庁が全国の中学2年生と小学5年生を対象に実施した体力・運動能力調査の結果、全体的に体力が低下傾向にあることがわかった。特に小学生男子は過去最低の数値となっており、ソウル五輪で金メダルを獲得した鈴木大地スポーツ庁長官は「私としても今回の調査結果を重く受け止めている」と語った。


 原因について鈴木長官は「授業以外の運動時間の減少、スクリーンタイムの増加、肥満の児童生徒の増加であると考えている」と説明、テレビやスマートフォン、ゲーム機などによる映像視聴時間の増加が背景にあると分析。「子どもたちには幼児期から日常的に遊びや運動を楽しんでもらいたい」と呼びかけた。


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