新型肺炎対策で武漢への交通ルート閉鎖 上海在住の医師「街の空気が緊迫している」(20/01/22)

 中国で感染が拡大している新型コロナウイルス。22日、発生してから初めてとなる会見を開いた中国衛生健康委員会の李斌副主任は「ウイルスは変異の可能性があり、感染がさらに拡大するリスクがある」と発表。ヒトからヒトへの感染が認められると警告を発した。ウイルスによる肺炎の死者は23日朝の段階で17人に達し、当局は、武漢市を離れるルートの閉鎖を決定した。


 最も感染者が多い同市では一連の騒動の後、野生動物の販売が禁止されているものの、海鮮市場を撮影した映像には、感染源とされるタケネズミやアナグマなど数多くの動物が今も売られているようだ。


 武漢から東へ約700kmのところにある上海ではマスクが飛ぶように売れており、首都・北京でも通りや地下鉄にはマスクをしている人が目立つなど、中国国民の対策への意識が高まっていることを伺わせる。


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