「ごく普通のサラリーマンが多い。スイッチを入れないような生活の確立が重要」痴漢依存症の治療の現実(20/02/19)

 17日、都営新宿線の神保町駅構内で、痴漢と疑われ逃走した際に捕まえようとして揉み合いになった20代の男性を階段から転落させた疑いで男が逮捕された。男性は一時、意識不明となり、妻がTwitterに悲痛な思いを投稿したことから大きな話題となっている。


 一方、逮捕された品田真男容疑者(52)は取り調べに対し「もみ合いになっただけで怪我をさせたわけではない」と、痴漢行為と併せて否認している。ただ、品田容疑者は2007年に電車内で女性の身体を触ったとして東京都迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されており、処分保留で釈放された後、警視庁を依願退職している。事件当時、品田容疑者は少子化担当大臣だった高市早苗議員のSPを担当していたことから、「そばでご縁をいただいた人間としては何かの間違いであって欲しい」とのコメントしていた。


 性犯罪の類型別特徴では、痴漢は盗撮と並び前科率が高く、3回以上の累犯が高いという傾向がある。こうしたことから「社会的地位を失ってもなお再犯とは。病気ではないか」「理性で止められない痴漢は依存症だ」といった声も上がっている。


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