聞き慣れない検査や給付金の“申請代行“の勧誘も…新型コロナウイルスに乗じた詐欺の数々(20/05/05)

 「コロナ感染予防協会です。順番待ちでなかなか受けられないPCR検査に代わって、もっと大事な検査を受けられる人をランダムに選んで電話をしています。あなたは幸運ですよ」。


 先月、とある男性のもとにかかってきた1本の電話。男の声が勧めてきた検査は、この世に存在しない“抗体強化検査”なるもの。「予約金が5万5000円かかると言われた。ただそれは検査後にすぐお返しするんですけどね、と」。


 今、新型コロナウイルスコロナウイルス感染拡大の不安につけ込んだ悪質な勧誘やアポ電、詐欺行為などの消費者トラブルが急増しており、国民生活センターに寄せられた相談件数はこの4カ月で2万件を超えているのだ。


 元埼玉県警捜査一課デジタル捜査班の佐々木成三氏は「ハガキ・封筒だけでなく、SNS、メール、電話と、色んな通信手段を使って詐欺が横行している。今は在宅率が高いため、ウェブサイトから誘導されてフィッシング詐欺に引っかかるケースも多発している」と話す。


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