元ロッテ里崎智也氏「球児は“負ける”ことによって踏ん切りがつく。来年2月に3年生のための大会を」(20/05/20)

 20日午後、日本高校野球連盟(高野連)は運営委員会を開催し、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、戦後初となる夏の甲子園中止を発表。49の地方大会も全て中止が決まった。


 夏の甲子園中止について、元千葉ロッテマリーンズで野球解説者の里崎智也氏は「仕方がないというのが率直な感想だ」とした上で、「高校球児の半数以上は甲子園を目指すことが集大成になると思うし、それに向かって長い選手では10年以上やってきたわけで、それで勝負をさせてもらえないというのは、思いをどこにぶつけていい状況か分からないと思う。甲子園があることによって、最終的に1校以外は全て負けることになる。野球を続けるにしても続けないにしても、それがあることで踏ん切りがつき、リスタートを切りやすい。球児としては、やはりその“負ける”という事実が欲しい。また、高校野球は日本の文化だ。近所の商店街のおじさんおばさんなど、地域密着で応援し続ける。関係者の喪失感も大きいと思う」と話す。


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