承認欲求?自己肯定感?なぜ人は「マウンティング」をするのか(20/06/05)

相手より優位に立とうとする行為、「マウンティング」。もともとは動物界でお互いの序列を確認する行為で、それによってパワーバランスが保たれているとも考えられている。


 人間界では、それが職場やSNS上で、相手より優位に立とうとする人が繰り出す言葉となって現れる。明星大学心理学部准教授の藤井靖氏は「一般的に心理学では自己肯定の低さ、あるいは承認欲求は、自分の立場が相手と比べてどうか評価されているかの不安に基づくものだと言われている。人類の進化の過程でも残されてきたもので、マウンティングをすることによって集団の統率を高めて、命の危険から自分たちを守る機能があった。攻撃は最大の防御ではないが、下に見られることを防いでいるとも言える」と話す。


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